Weverse(アーティストとファンをつなぐアプリ)をチラッと覗くと、今日はこの話題がとても多かった。billboardのインタビューはアンチだとか、BTSがひどいことを言われたとか。
「ARMYを怒らせましたね?」みたいな攻撃的なものもあったので、原文を読みに行ってきました。 この先は完全に個人的な解釈なので、「ふ〜ん、そんなふうに考える人もいるのね」くらいのテンションでお読みいただけると嬉しいです。
人気記事「BTS新曲「Permission to Dance」の上手な歌い方とここがすごい!英語曲」も合わせてご覧ください。
もくじ(各タイトルに飛べます)
billboard Magazineの記者はアンチか?
「billboardの記者はアンチだ!」このような記述がファンの中でありました。そうであって欲しくない、こんな世界的な媒体でBTSへのディスが綴られて欲しくない。そう思い読み進め、結局どこにその要素があったのか私には分かりませんでした。
怒っている方は原文を読まれたのかな?
それとも誰かが翻訳し、個人的な見解を加えたものを見たのかな?
少なくとも私にはBTSのinsideをうまくまとめられたインタビュー記事でした。
ファンが操作するヒットチャート
ただ、この記事には「綺麗なものだけ」が綴られたわけではなく、ビルボードのチャートへの不正疑惑についても書かれていました。おそらくここが切り取られて拡散されているのかな。
On the July 24 chart, “Permission to Dance” debuted at No. 1 with 140,100 total sales, 〜あたりから読んでもらうとその部分になりますので是非読んでみてほしいです。
実際このチャート不正は多くの方が指摘し疑惑を持っているところですよね。ビルボードに関わらずこれはよく問題視されるところ。JINくんが授賞式で「これはARMYの皆さんの取った賞です」と表現することがありますが、これに通ずるところがあると思います。
話がそれましたが、記者はこれを「問題提起」したにすぎず、なんならそれにRMが反論する場を与えてくれたんじゃないかなって思います。
不正に計上できるシステム
実際に再生回数を伸ばすだけのために動画を再生しているファン(これを不正と呼ぶかどうかは置いておいて)がいたとして、それが理由で何週もチャート上位を独占できたとしても、BTSが叩かれる理由ってなんだろう?
それをファンクラブぐるみで指示してやっているわけでもない訳だから、ただのとばっちりだと私は思います。そしてRMが言うようにそれが問題なのだとしたらそれはビルボード側の計測システムを変えるべきであり、対処すべきはビルボード側ですよね。
そして、変えてほしいと思う。
システムなんて抜け穴があるものだろうけど、偉業を達成した時どんなアーティストであれ、国籍であれ、素直に喜べるチャートであってほしいです。
冷静なコメント頼れるBTSのリーダーRM
いつも思うのはBTSのリーダー「RM」ことキムナムジュンの切り返し。(今回で言うとビルボードのシステムについての言及ね。)冷静で的確で。聞く人を納得させつつ芯をくらう。そこにはいつも誰かへの感謝が見え隠れし、悔しい思いをたくさん乗り越えてきたプライドみたいなものを感じます。
「僕らは男性バンドで、K-POPで、高い忠誠心を持ったファンがいてくれて。だからこそ槍玉にあげられやすいんだと思う。」(RM)
こういう自己分析ができるところや、それはそれで受け止めつつバネにしていける。「BTSの強さ」を支えているのは紛れもなくナムジュンなんだな。
ARMYにできること
このように、この記事を読んで不快に感じるようなところは特段なかったわけですが、そもそも動画や音楽のチャートの評価軸が再生数(ストリーミング数)だというこの根本を変えていく必要がありそうですね。
炎上系しかり。
そして、センイル企画での「〇〇をプレゼントとして◯億再生にしましょう〜」みたいなのも考えものだなと。もちろん好きで何度もYouTubeを見るのは本当に楽しくて素敵なことだけれど度を越せば槍玉に上げられるのはアーティストなんだってことも肝に銘じなければいけない。
▼ まとめ
個人的にですが、billboard(ビルボード)のインタビューに悪意は感じませんでした。むしろこの問題提起は意義のあることで、改善されるべき点だと感じます。良い成績を残したときに「ゴリ押し」なんて言われるのは悲しいですから。
時代やユーザーに合わせたシステムのリビルドが必要かなって思いました。
最後までお読みいただき有り難うございました。